肩こりについて
多くの人は肩こりを今まで感じたことがあると思います。
いま、女性の7割、男性の4割が悩んでいると言われています。
今回は肩こりについてお話ししようと思います。
肩こりはなぜ起こるのか
まず肩こりはなぜ起こるのかというと、首と肩の周辺には、さまざまな筋肉があります。これらは重い頭や腕を支えて立っているだけで、緊張し続けています。緊張が続くと筋肉が疲れて疲労物質がたまり硬くなります。それが血管を圧迫して血液の循環を悪くしたり、末梢神経を傷つけたりして、こりや傷みを起こします。また、血行不良になると、筋肉に十分な酸素や栄養が供給されず、筋肉に疲労がたまって、ますます筋肉が硬くなってしまいます。姿勢が悪いと、肩回りの筋肉への負担が強くなり上記のような悪循環になってしまうのです。
肩こりはただ肩の痛みが起こるわけではなく様々な随伴症状が現れます。「頭痛」「めまい」「吐き気」「集中力低下」「目の疲れ」「倦怠感」「腕や手のしびれ」なども、肩こり(肩こり痛)から生じる症状として現れることがあります。
重病につながるケースも
肩こり痛の原因は日常生活の習慣や姿勢の悪さにある場合が多いのですが、なかには深刻な病気の症状として現れるケースもあるので注意が必要です。
例えば「五十肩(肩関節周囲炎)」
「椎間板ヘルニア」「内臓疾患に伴う肩こり」などもありえるのです。なので、ただの肩こりだと思って放っておくのは注意しないといけないこともあります。
適切な医療機関で診断してもらい、肩こりを改善する必要があります。
筋性の肩こりの場合、予防方法もあます。例えば、同じ姿勢を長時間とり続けない、目を休ませる、適度な運動体操をするなどがあげられます。
多くのかたが肩こりに悩んでいると思いますが、当院では肩こりの改善だけではなく予防などの方法もアドバイスをしております。