体重減少させるメカニズムと体組成
こんにちはエミシア鍼灸接骨院の鈴木です。
世界的にも大流行しているコロナウイルス、皆様も手洗いうがいを徹底することが予防のカギだと思います。また不要な外出も控えてリスクを減らしていきましょう。風邪のような症状がある場合は心配であればすぐに病院を受診しましょう。
太る原因
体重が減るといってうれしいなと思う方もいるかと思いますが、健康的に体重を減らす前に、なぜ太ってしまうかを知っておきましょう。単純に考えれば摂取エネルギー量(食べる量)が消費エネルギー量(運動する量)より多くなってしまっていることが原因です。
「摂取エネルギー」とは、食べることで体内に取り込まれるエネルギーのこと。「消費エネルギー」とは、生命維持や日常の活動・運動などで使われるエネルギーのことです。摂取エネルギーが消費エネルギーより小さくなれば、誰でも痩せていくはずです。では、なぜ肥満になってしまうのでしょうか? それは、生活環境の変化にその多くの要因があります。食生活においては24時間食べ物が手に入り、生活環境においては歩く機会が減り、運動量が減っています。無意識のうちに摂取と消費のバランスが崩れてしまっているのです。肥満を解消するためには、日常生活を見直し、肥満の原因を探してそれを取り除く「正しい生活習慣」を身につけましょう。
体脂肪率の値が重要
体重が少ないことが健康なのでしょうか?肥満の基準は、体重の多い少ないではなく「からだに占める脂肪の割合」=「体脂肪率」で決まります。医学的に肥満とは「単に体重過多を指すのではなく、からだを構成する成分のうち、脂肪組織の占める割合が異常に増加した状態」と定義づけられています。体重が同じでも、スポーツなどで体を鍛えて筋肉の多い人とそうでない人の体脂肪率が同じであるはずはないのです。体重を重くしているのが筋肉や骨であれば、その人は肥満と判断されません。このため、体脂肪率の値が重要となります。