①活性酸素の過剰
活性酸素とは細胞伝達物質や免疫機能として働く一方で、過剰になると細胞にダメージを与え身体を酸化させる物質です。
主に呼吸する事によって酸素の一部が活性酸素に変わります。
紫外線やストレス、喫煙などによっても過剰に生み出されます。
　
②抗酸化物質の減少
活性酸素を作らせない、あるいは無毒化する活性酸素によって傷つけられた細胞を修復する物質です。
年齢と共に弱くなる事が分かっています。

③紫外線
浴びる事により細胞内で活性酸素が発生し
メラノサイトという細胞が刺激を受けてメラニン色素を作り出します。
よって肌荒れやシミ、シワ、たるみなど特に　シミの影響があります。
紫外線は浴びる事によって良い事も有れば悪い事もあります。

①タンオーバーを早める
タンオーバーとは古くなった皮膚が角質として離れ落ち下にあった新しい皮膚が表に出てくる事をいいます。
新しい皮膚になるまで周期はおよそ28日～56日と言われていますが、28日は20代の時の事で年齢と共に遅くなります。

鍼を打つことで皮膚に微小な傷を与えます。　　　　
この傷を修復させるために、人間が本来持っている自然治癒力を高め、タンオーバーの周期が早くなります。

②皮膚の血流の改善
　鍼によって触るとは違い直接皮膚や筋肉に入る事により血流がさらにアップします。
　血流が良くなるとこにより顔色が明るくなり美白効果やクマの改善、むくみの改善が期待されます。

③筋肉を緩めるまたは、引き締める
　筋肉が緊張し過ぎると顔のゆがみにつながったり、顔が大きく見えてしまう事があります。
原因としてはどちらか一方で食べ物を噛んだり頬杖をついたりする事です。
鍼を行う事で血流が良くなると同時に筋肉も緩める事ができます。
反対に緩み過ぎている場合には、筋肉への刺激により引き締まります。

④身体への作用
②、③によって顔だけでなく血流が悪い事で症状が起きる、肩こりや冷え性・むくみ　なども改善されます。
そして鍼により自律神経や女性ホルモンの
バランスを整える、免疫系にも効果もあるため顔だけでなく身体にも良い事があります。
　

最初の施術の効果は２～３日ほどの為
週に1.2 回行う事が最適です。
施術を重ねることで顔の筋肉がよい状態を
記憶していく為、持続期間が長くなります。
しかし症状の程度や生活習慣、ストレスなど人によって持続する時間は様々です。
その後効果が定着してきたら2週に1度など
少しずつ伸ばしていきます。