寝違いとぎっくり腰について
こんにちはエミシア鍼灸接骨院の鈴木です。
今日はなぜ梅雨時にぎっくり腰や寝違いが多い理由についてお話したいと思います。
気圧と人体の関係
人間は地球上に存在して大気圧の中で生活をしています。人間は長い地球上の生活の中で空気圧がかかっても重みを感じなくなるように進化してきました。ですから現代の人間の方々は知らないことが多いのですがかなり体に大きな重みがかかっています。分かりやすくご説明すると山へ登山にいったりしてポテトチップの袋を持って行ったとします。ご存知の通り袋は気圧が低いため(地面から高度があるためその分空気の重みがかからない)ので袋は膨らみます。これが空気のメカニズムです。
梅雨時には気圧が下がります。空気が水分で満たされてそれ以上になると雨になって地表に降り注ぎます。その気圧が下がってきていることも人間の人体に影響を及ぼします。
人間は空気に全身を圧迫がかかっています。おなかでいうとコルセットがあり常に圧がかかっている状態になっています。この大気圧がなくなってくると体にかかる圧が少なくなるためいわば筋肉がいつもより密度が下がってぶれやすくなります。普段の大気圧の中で生活しているように筋肉を無理して使うと先ほどもご説明したとおりいつもはいかない方向でひっぱられて筋繊維が傷みやすくなります。これがぎっくり腰や寝違いの原因となります。普段からの体の使い方や疲労の内容ではなく目にみえない環境での原因も体には影響があります。いろいろな原因があるためご自分では気づかない方が多くいらっしゃいます。少しでも違和感を感じたらいつでもご相談ください。