こたつでの脱水症状について
こんにちは。エミシア鍼灸整骨院の牧野です。
12月にもなり寒くなってきましたね。
こたつを出す家も多いのではないでしょうか。
今回お話をしていくのは
そんな、こたつでの危険についてです。
こたつで寝るのは危険
こたつの熱で脱水症状になる。
こたつの熱により、下半身のみ汗をかくため
脱水症状になり、血液がドロドロになります。
人間は普通に寝ていても1晩で
コップ1杯以上の水分を
皮膚や呼吸の息から放出している。
この水分の喪失は、体温が1度上がるごとに15%ずつ増え
さらに気温が30度から1度あがるごとに
15~20%ずつ増えていきます。
こたつの内部は低めの設定でも40度前後で
「強」に設定すると60度近くになります。
こたつ内の気温と下半身の体温の上昇という
ダブルパンチをくらうことになり
暖かいこたつの中で眠ってしまうと、
水分がどんどん出ていくことに気づかずに
簡単に脱水症状になってしまいます。
しかも、人間は脱水症状になると
意識がもうろうとしてますます眠くなって
起き上がることができなくなるので
大変危険ですので、こたつでは寝ずに
お布団で寝ましょう。
脱水症状になると
体の中では血液の水分が失われてドロドロになり、
血栓ができやすくなります。
もともと高血圧や動脈硬化のある人は、
血管が詰まって脳梗塞や心筋梗塞を
起こす危険があります。
数年前にこんなツイートがありました。
「会社の40代の方が、こたつで寝ていて
心筋梗塞で亡くなりました。」
こたつで寝ると下半身のみ汗をかき
血液が濃くなり、血栓ができやすく
上記にも書いた、脳梗塞や心筋梗塞で
亡くなる方が多いです。
突然死は就寝中に起こることが多いです。
こたつだけではなく電気毛布やホットカーペットで寝るのも注意してください。
命にかかわる病気以外にもこたつ寝は便秘になりやすく、脱水症状になると、小腸や大腸の水分が不足して便がカラカラに硬くなります。
こたつ寝は非常に危険ですので家族または、大切な人がこたつで気持ちよさそうに寝ていたら、心を鬼にしてでも起こし布団で寝るように言ってあげてください。
寒くなり、暖房器具を出す時期ですので乾燥による火事や、体調不良こたつ寝による脱水症状に気をつけ、今年も残り少ないですが何事もなく過ごせたらいいかと思います。
身体のことなどで相談がありましたらエミシアのスタッフまでお声かけください。