パルスとは別名の名前であり、極めて短い時間だけ流れる電流や電波また、その繰り返しの事を表しています。

実際は鍼通電低周波治療器と呼ばれています。

鍼＝身体の特定の点を刺激するために専用の鍼を生体に刺入または接触する治療法

通電＝電気を通すまたは流す。

低周波＝波動や振動の周波数(振動数)が低い

(小さい)こと。

または周波数の小さい音波、電波

鍼を刺した後にパルスの2つのワニ口のクリップを鍼にかませて、電気を流していきます。

時間は10分間行います。

途中で電気の強さを変える事が出来ますので患者様の気持ちが良い所で止めさせていただきます。

紀元前のギリシャで行われていました。

もちろん機械はありません。

その当時は魚のシビレエイなどが放つ電気を利用して、痛風などの治療を行っていたようです。

その後18世紀に入ると医療用の摩擦発電器が開発され、1928年には日本の方が世界初の電位治療器ができました。

そして厚生労働省から製造承認を得ることに成功し、現在は医療機器として認可されるようになりました。

鍼を刺したままも効果がありますが、電気を流す事によって筋肉が動き、血流不良の改善、筋肉の凝りの緩和、痛みの緩和、スポーツなどでの過度な筋肉疲労の軽減、そして筋肉の萎縮を防止したり、筋力強化の手助けをするなど。

・ペースメーカーなど体内に埋め込まれている電気機器

・知覚障害のある部位

・妊産婦

・皮膚に傷や炎症のある部位

・意思疎通が困難な方

・その他医師が不適当と認めた方　等

他にもありますが、もし分からない場合は聞いて下さい。