小中学生のスポーツ障害
こんにちはエミシア鍼灸接骨院の牧野です。
今日はスポーツ障害についてお話しようと思います。
スポーツ障害といってもいろいろなものがありますが、その中でも小・中学生に起きやすいスポーツ障害についてお話していきます。
スポーツ障害とは
まず、スポーツ障害とはスポーツで生じる身体の故障には、瞬間的に起きる 「スポーツ外傷」これは、骨折・脱臼・捻挫・打撲等の症状を指します。
身体に繰り返し過度の負担がかかり痛み等の症状が現れるものを「スポーツ障害」といいます。
スポーツ障害は早期に対処しないと重症化して関節が変形したり、日常生活に支障をきたすことがあります。
ただ、スポーツ外傷とスポーツ障害は総称してスポーツ障害と呼ぶ場合もあります。
起こりやすいスポーツ障害
小・中学生に起きやすいものでオスグッド・シュラッター病・セーバー病・前十字靭帯損傷などがあります。
オスグッド・シュラッター病もセーバー病も、これは筋肉の緊張により筋肉の付着部である骨が繰り返し引っ張られて、骨が剥がれたり痛みが出たりする症状です。
過度な練習、ウォームアップ、クールダウン不足、筋肉の柔軟性不足により起こることが多いです。
前十字靭帯損傷は、足が地に固定された状態で膝に捻る外力が加わり、断裂することがあります。
様々なスポーツである場面で、ダッシュ中の急停止ジャンプの着地で受傷しやすいです。
スポーツ障害の予防
これらの障害の予防としては、ウォームアップ、クールダウンをしっかりすることです。
ウォームアップでは関節や筋肉の柔軟性を出すために、15~20分程ジョギングやストレッチに時間をかけて身体を温めていき、急激に動かしたりするのではなく、ゆっくり動かしたり伸ばしたりします。
クールダウンではウォームアップと逆の効果になります。
試合な練習で興奮している身体を落ち着かせ、疲労回復を促す効果かありますが、急激に運動停止すると身体への負担は大きくなるので注意が必要です。
軽いジョギングを行い、徐々に動きを止めてストレッチやアイシングをしましょう。
もし、身体に痛みがあり日常生活上支障をきたしたりするのであればエミシアに御相談下さい。